2005.06.08 倉敷市保健所です。

倉敷市保健所は平成13年から業務を行い始めたとの,新しい処で,きれいな建物でした。右は,健康福祉プラザの建物です。
お隣の「くらしき健康福祉プラザ」のリハビリテーション広場では,車椅子の方も間近に花々と触れ合えるような工夫がありました。 噴水は,保健所と福祉プラザの間です。車椅子の方が水に触れられる工夫もしてあります。親水広場と名付けてあります。
さて,最初は,保健所の花田次長様より,保健所の概要と仕事内容について,ご講演を頂戴いたしました。
いやはや,政府勅命のクールビズ(地球温暖化防止を目的にした夏の軽装化)で,所の職員の方々は,ノーネクタイ・半袖シャツでした。僕らも上着を脱がせていただきました。そういえば,昨今は,閣僚のインタビュー場面でも,皆,そうですよね。
保健所の中の衛生検査部門(残留農薬や食品添加物,そして,食中毒や感染症なので原因の究明にあたられてます)を見学させていただきました。HPLCやガスクロマトグラフィーなどが,稼動中でした),と,保健指導部門(ここは,健診や,X線検診のところです。本日は,結核審査会が行われていたそうで,所長先生も,そちらでご多忙とのことで,お顔は拝見できませんでした)を,見学させていただきました。
次に,健康福祉プラザへの移動です。 移動に際して,目の不自由な方への点字ブロックですが,角には,踏み出した方角の案内の放送が出るようになった仕組みもありました。加えて,2つ同時には鳴らないようにもなっているそうです。
ここの夜間入口は24時間オープンとのことです。

これは,障害者の方々の緊急の際には,安心なことと,感心しました。
プラザ内を見学させていただき,中では,ゲーセンで遊んでいるのではなく,少し「もぐらたたき」ゲームをして,これは,デイサービスセンターの設備ですが,利用者の方々もこれで自分の能力を把握して,然るべきトレーニングをする,という目的での設置とのことです。
1階には,いろんな福祉機器,あるいは,住宅の改築等のモデルもありました。実際に,プラザが購入されて,必要な方に与えて,また,新たに購入するという方法で,新しいものを揃えるようにされているそうです。
子育て支援センターや倉敷ホームヘルプステーション,あるいは,「ボランティア・ワン」の部屋もあります。 「ボランティア・ワン」は,倉敷発のオリジナルな市民運動で,市民一人ひとりが自分の時間の1%(一年に3.5日)をボランティアとして活用しようということです。 行った日は,水道週間でもありました。

こんなポスターも貼ってありました。